『Dongjeolgi(동절기)』は、犯罪組織が経営するクラブの社長ク・スンヒョクと、そこでアルバイトとして働くクォン・イヒョンのペアを描いた、韓国のノワールBLドラマです。
9年前の「ある出来事」で切れた2人が、最悪の立場差をつけて再会します。
片方は権力を握り、片方は使い捨ての労働力。しかも権力を持っているほうが、激しいホモフォビアで自分を否認しているという重い設定です。
原作はイ・ロミルのWeb小説『동절기』で、8月に配信された『Summertime(하절기)』と世界観を共有する作品として発表されました。
この記事では『Dongjeolgi』について配信・放送予定・キャストの最新ガイドをお届けします。
クォン・イヒョン(アルバイト/攻め)×ク・スンヒョク(クラブ社長/受け)
権力を持つ側が受け、持たない側が攻めという立場逆転のノワールBL
Dongjeolgi はどこで見れる?配信情報
『Dongjeolgi』はWavve(ウェーブ)の独占配信で、2026年12月配信予定です。
月までしか発表されておらず、正確な日付はまだ出ていません。
『Dongjeolgi』の配信情報を以下の表にまとめました。
| 配信・放送 | 配信状況 | 備考 |
|---|---|---|
| Wavve | 2026年12月配信予定(日付未発表・独占) | 韓国の配信サービス。日本からは利用に強い制限があります |
| 日本の定額配信サービス | 未定 | 2026年8月31日時点で日本国内サービスへの登録は確認できません |
| 原作Web小説・ウェブトゥーン(RIDIBOOKS) | 配信中(韓国語) | イ・ロミルのWeb小説。ウェブトゥーン版(作画:절구/脚色:청담)もあり |
本作は、WavveとKT Studio Genieが組んだ2026年下半期のBLラインナップ4作品の最後を飾る1本です。
6月の『検事室の提案』、8月の『Summertime』、10月の『각설탕소리(角砂糖の音)』と並び、12月の大トリとして本作が置かれています。
なかでも本作は、8月配信の『Summertime』と世界観を共有すると明言されている点で特別な位置づけになっています。
Dongjeolgi を無料で視聴する方法
無料どころか、有料でも日本からは簡単に観られません。
Wavveは韓国国内向けのサービスで、日本からだと登録の段階でつまずくことがほとんどだからです。
配信はまだ始まっていないので現時点で観る手段はありませんが、12月になっても状況は変わらない可能性が高いと見ています。
同じWavve独占だった『Summertime』は、日本ではフジテレビのFODが独占配信権を取ってくれました。
本作にも同じ流れが来る可能性はありますが、2026年8月31日時点で日本配信の発表は一切ありません。
そうなると現実的な選択肢はVPNになるので、当ブログでは配信地域の壁とその越え方をまとめています。

NordVPNは韓国のサーバーが安定していて、Wavveのように国内限定の色が濃いサービスを使いたいときの定番になっています。
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日本配信の発表が来るか、12月までに答えが出ます。動きがあり次第この記事を更新します!
※2026年8月現在の情報です。
Dongjeolgi の予告動画(トレーラー)
2026年8月31日時点で、公式のトレーラー・ティーザーはまだ公開されていません。
キャストも発表されていない段階なので、映像が出るのは秋以降になる見込みです。
参考になるのは、同じ制作陣が手がけた『Summertime』のほうです。
制作はどちらもOAK Companyで、Wavveの同じBLラインナップに並んでいます。
『Summertime』が制服と夏の光でまとめた青春ものだったのに対し、本作は犯罪組織とクラブが舞台のノワール。
同じ座組みでここまで振り幅を取ってくるのかというのが、いまいちばん気になっているところです。

予告が出たら真っ先にここに貼ります。冬まで待ちましょう。
Dongjeolgi の基本情報
『Dongjeolgi』の基本情報を表にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル(原題・英題) | 동절기(Dongjeolgi)/Winter Season |
| 制作国 | 韓国 |
| 配信プラットフォーム | Wavve(独占) |
| 配信時期 | 2026年12月(日付未発表) |
| 話数 | 全10話 |
| 1話あたりの時間 | 25分 |
| 監督 | イ・ソヌム(Lee Son Eum) |
| 制作 | OAK Company/KT Studio Genie |
| 原作 | イ・ロミル(Iromil)のWeb小説『동절기』 |
| ジャンル | ノワール/クライム/アクション/ロマンス |
原題の「동절기」は、日本語にすると「冬節期」です。
ここでピンと来た方も多いと思いますが、8月に配信された『Summertime』の原題は「하절기(夏節期)」でした。
同じ作家イ・ロミルによる、夏と冬で対になった2作品というわけです。
監督のイ・ソヌムは『회색기류』を手がけた人で、本作でもその暗いトーンが生きそうです。
原作は「韓国最大手ポータルで1位」と報じられたベストセラーで、RIDIBOOKSではウェブトゥーン版も配信されています。
※脚本については、クレジットが確認できなかったため記載を控えます。
Dongjeolgi のあらすじ
9年前、ある出来事が2人のあいだで起きた。
それきり切れていたク・スンヒョクとクォン・イヒョンが、偶然の形で再会する。
場所は、犯罪組織「テソングループ」が裏で動かすクラブ「ネクサス」だった。
スンヒョクはそこの社長として権力を握り、イヒョンは使い捨ての労働力として働いていた。
イヒョンは距離を取ろうとするが、スンヒョクは敵意をむき出しにして過去を蒸し返し、イヒョンは職を失う。
そこへ、疎遠だったイヒョンの父が癌と診断されたという知らせが届く。
追い詰められたイヒョンは、結局スンヒョクのもとへ戻るしかない。
だがスンヒョクは返済を迫らず、仕事と借金で2人を縛る取引を持ちかける。
近くにいることを強いられるうち、軽蔑はいつのまにか執着に滲んでいく。
スンヒョクが「憎しみ」と呼んでいる感情は、本当に憎しみなのか。
2人の行方は、ぜひ本編で確かめてみてください!
Dongjeolgi の相関図とカップリング(topとbottom)
『Dongjeolgi』のカップリング(topとbottom)は、クォン・イヒョン×ク・スンヒョクです。
権力を持っているほうが受けという、立場が反転した構図になっているのが本作の特徴です。
- 攻め(top):クォン・イヒョン(27歳)
クラブ「ネクサス」でアルバイトとして働く、20代の青年です。
拒絶され続けながら、それでも生き延びてきたゲイの男として描かれます。
立場としては完全に下ですが、自分の在り方を曲げていないぶん硬派さがあります。
父の治療費という逃げ道のない事情を抱えて戻ってくるので、執着は相手からではなく状況から生まれてくる形です。
- 受け(bottom):ク・スンヒョク(26歳)
犯罪組織が経営するクラブの社長で、金も力も持っている20代の男です。
激しいホモフォビアを掲げながら、その否認の内側に自分の感情を閉じ込めているという、かなり難しい造形になっています。
スーツの似合う俺様・傲慢タイプで、取引という形でしか相手に近づけない腹黒さも持っています。
自分が「憎しみ」と名付けた感情が崩れていく過程が、この受けのすべてです。
なお韓国の原作情報でも、クォン・イヒョンが攻め・ク・スンヒョクが受けとされています。
金を貸す側が受けで、借りる側が攻めという関係は、BLの力学としてかなり攻めた設計だと思います。
Dongjeolgi の俳優情報
2026年8月31日時点で、キャストは一切発表されていません。
MyDramaListにも監督のイ・ソヌムしか登録されておらず、韓国メディアのラインナップ報道でも本作だけキャスト名が伏せられています。
分かっているのは制作陣です。
監督:イ・ソヌム(Lee Son Eum/이손음)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前(韓国語) | 이손음 |
| 国籍 | 韓国 |
| 職業 | 監督 |
| 過去作 | 『회색기류』 |
イ・ソヌム監督は『회색기류』を手がけた人物です。
本作はノワール/クライムを掲げた作品なので、暗いトーンをどう作るかが監督の腕の見せどころになります。
制作を担うOAK Companyは、8月配信の『Summertime』も手がけた会社です。
同じ制作会社が、夏の青春ものと冬のノワールを続けて作るという構図になっているわけです。
※キャストが発表され次第、俳優ごとのプロフィールをこの記事に追記します。
Dongjeolgi のおすすめ度☆☆☆☆☆(配信前の期待度)
期待度:★★★★☆(ノワール系・立場差のあるこじれたBLが好きな方に特におすすめです)
夏の話の次に、冬の話が来ます。
『하절기(Summertime)』と『동절기(本作)』は、同じ作家が季節を二分して書いた対の作品です。
夏が高校生の片想いだったのに対し、冬は9年後の借金と暴力。
同じ世界のなかで、青春の前と後を書き分けているという設計そのものが、いちばんの見どころだと思っています。
数字はまだ小さいです。
MyDramaListのWatchers(視聴登録者)は507人で、スコアは評価者0人のN/A(2026年8月31日時点)。
キャスト未発表・トレーラー未公開の段階なので、これは当然の数字です。
とはいえ、原作が「韓国最大手ポータルで1位のベストセラー」と報じられている点は無視できません。
星を1つ残したのは、単純に判断材料が足りないからです。
キャストが誰か分からないうちは、演技の質も画の温度も予想できません。
それでも★4に置いたのは、設定の強さと『Summertime』との接続という2点が、それだけで十分な期待値になっているからです。
逆に言えば、キャスト発表で一気に★5にも★3にも動きうる作品です。
わたしの感想と考察
わたしがこの企画でいちばん興奮したのは、タイトルの対称性です。
「하절기(夏節期)」と「동절기(冬節期)」。
どちらも気象や行政の文書で使うような、感情の薄い言葉です。
恋愛の物語に、季節を「期間」として区切る語を当てているという点で、この2作は完全に揃っています。
夏には夏の期限があり、冬には冬の期限がある。
同じ作家が同じ発想でタイトルを付けているのだから、これはシリーズとして設計されたものだと考えるのが自然でしょう。
そしてもうひとつ、どうしても気になっていることがあります。
本作の主人公の名前はクォン・イヒョンなのですが、これは『Summertime』に転校生として登場する少年とまったく同じ名前です。
韓国メディアが「世界観を共有する」と報じているのは事実として確認できています。
一方で「同一人物の9年後だ」と公式に説明した資料は、わたしが探した範囲では見つかりませんでした。
ただ、もしそうだとしたら相当えげつない設計です。
夏には「からかわれているところを助けられて心を開いた」少年が、冬には「使い捨ての労働力」として殴られる側に立っていることになるからです。
救われた子が、9年後に救われない場所にいる。
その落差を書くために夏の話を先に見せたのだとしたら、この作家はかなり意地が悪いと思います。
構造の話もしておきます。
本作は、金を貸す側が受けで、借りる側が攻めという反転を持っています。
さらに受けのほうが激しいホモフォビアで、自分の感情を「憎しみ」と名付けて否認している。
つまりこの物語の障害は、社会でも周囲でもなく受け自身の自己認識なんです。
「言えない」ではなく「認めない」でドラマを回す作りで、これはノワールという枠と非常に相性がいい。
「重すぎて観るのがつらそう」という声もありそうですが、わたしはこの設計を信用しています。
唯一の不安は、10話×25分で借金・病気・暴力・否認を全部さばききれるかという点だけです。
こんな人に特におすすめ!
- ノワール・クライム系の重いBLが好きな方
- 立場差・借金・取引といった不均衡な関係性に弱い方
- 『Summertime』を観て、同じ世界の続きが気になっている方
- ホモフォビアを内面化した受けという難しい題材に興味がある方
- 韓国のWeb小説原作BLを原作込みで追いたい方
Dongjeolgi まとめ
『Dongjeolgi(동절기)』は、9年前に切れた2人が、クラブの社長とアルバイトという最悪の立場差で再会する韓国のノワールBLです。
Wavve独占で2026年12月配信予定ですが、日付とキャストはまだ発表されていません。
原作はイ・ロミルのWeb小説で、8月配信の『Summertime』と世界観を共有する作品として発表されています。
Wavveは日本から使いにくいサービスなので、『Summertime』のように日本の配信サービスが権利を取ってくれるかどうかが焦点になります。
その発表がない場合に備えて、VPNを先に用意しておくと12月に慌てずに済みます。
夏の話はもう終わりました。次は冬です。続報が出たらこの記事も更新するので、ブックマークしておいてください。

