『The Last Oath(末誓)』は、チェン・ミンハオが演じる特務工作員のアー・リエと、チェン・リャンが演じる大学生のリン・ザイのペアを描いた、香港発のゾンビ黙示録BLドラマです。
ゾンビウイルスに侵された世界で製薬企業同士が権力闘争を繰り広げる中、免疫を持つがゆえに追われる青年と、彼を狩る側だったはずの工作員が、生死を賭けた逃避行の果てに惹かれ合っていきます。
BLジャンルでは前例が少ない「ゾンビ黙示録」という設定を真正面から扱った作品で、海外レビューでも史上初のゾンビ黙示録BLとして話題になっています。
2026年10月24日に全24話で完結したので、この記事では配信状況・キャストに加えて、完走後のレビューを踏まえた感想と考察までまとめてお届けします。
アー・リエ(攻め)×リン・ザイ(受け)
狩る側と狩られる側だった二人が、崩壊した世界でお互いだけを頼りに変わっていく関係です。
The Last Oath はどこで見れる?配信情報
日本から視聴する場合はGagaOOLalaが軸になりますが、日本語字幕は用意されていません。
もう一つの配信先であるVikiは、日本からアクセスすると「この番組はお住まいの地域ではご利用いただけません」と表示され日本国内からは視聴できないことを実際に確認しました。
『The Last Oath』の配信情報を以下の表にまとめました。
| 配信・放送 | 配信状況 | 備考 |
|---|---|---|
| GagaOOLala | 配信完了(全24話・2026年10月24日完結)/EP1〜4無料 | 日本語字幕なし(英語・繁体字/簡体字中国語・仏独西葡・インドネシア語・ベトナム語・タイ語・ヒンディー語) |
| Viki | 配信中 | 日本からは地域制限で視聴不可(実機で確認) |
| YouTube「The Last Oath」チャンネル | 公式トレーラーを公開 | 本編配信の有無は未確認 |
The Last Oath を無料で視聴する方法
無料視聴という点では、GagaOOLalaがEP1〜4を無料公開しているのが現状唯一のルートです。
ただし日本語字幕がないため、英語字幕などを頼りに視聴する形になります。
Vikiは地域制限で日本からのアクセス自体ができないため、フルシーズンを字幕付きで安定して追いたい場合は、接続先を切り替えられるVPNを使うのが現実的な選択肢になります。
なかでもNordVPNはサーバー数が多く速度も安定しているため、海外BLドラマの視聴環境としてよく選ばれています。
全24話がそろったいまは、無料のEP1〜4で2人の空気が合うかを確かめてから、続きを観るか決められます。
※2026年11月3日時点の情報です(全24話・10月24日に配信完了)。

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崩壊した世界を舞台にした作品だからこそ、視聴環境だけは崩壊させたくないところです。
The Last Oath の予告動画(トレーラー)
公式トレーラーは、荒廃した世界の空気感と二人の緊張関係を1分54秒に凝縮した内容になっています。
森に呑まれた廃墟や、いつゾンビが現れてもおかしくない不穏な間の取り方が印象的で、「An Apocalypse, A Forbidden Love」というサブタイトル通り、恋愛要素も隠さず前面に出ている予告編です。

ゾンビ物のピリッとした緊張感と、二人の距離が縮まる甘さが同居する珍しいバランスの予告編です。
The Last Oath の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | The Last Oath(末誓) |
| 放送・配信期間 | 2026年9月4日〜10月24日(毎週金・土)※完結済み |
| 配信プラットフォーム | GagaOOLala/Viki |
| 話数 | 全24話 |
| 1話あたりの時間 | 約20分 |
| 監督 | ベン・ジン(Ben Jin) |
BLドラマでは職場や学園ものが主流を占めるなか、本作は「ゾンビ黙示録×製薬企業の権力闘争」という社会派サスペンスの骨格にBLを組み込んだ異色作です。
1話20分というテンポの良い尺で、緊張感のあるアクションシーンと二人の関係の変化を交互に見せていく構成になっています。
The Last Oath のあらすじ
致死性のゾンビウイルスによって世界が荒廃してから数年、二大製薬企業がワクチン開発の名目で裏では権力闘争を繰り広げています。
大学生のリン・ザイは、このウイルス禍で両親と兄を立て続けに失い、天涯孤独の身の上になってしまいました。
そんな彼にはひとつだけ他人と違う点があり、ゾンビの噛み付きに対して免疫を持っていたのです。
その事実が知れ渡ると、リン・ザイは支配者層にとって喉から手が出るほど欲しい「実験材料」として、複数の勢力から追われる標的になってしまいます。
彼を捕獲するために送り込まれたのが、冷徹な特務工作員のアー・リエでした。
ところが追跡の途中でアー・リエが深手を負い、皮肉にもリン・ザイに命を救われたことから、二人の立場は捕らえる側と捕らえられる側から、互いに支え合う関係へと変わっていきます。
荒廃した世界を生き延びるという共通の目的の中で、二人の間には想定外の絆と感情が芽生えていきます。
製薬企業の思惑、複数勢力からの追跡、そして二人自身の感情が絡み合うなか、リン・ザイとアー・リエは過酷な選択を迫られることになります。
二人が最後にどんな「誓い」にたどり着くのか、その行方は、ぜひ本編で確かめてみてください!
※日本語翻訳情報を基に紹介しているため、細かい表現が異なる可能性があります。
The Last Oath の相関図とカップリング(topとbottom)
『The Last Oath』のカップリング(topとbottom)は、アー・リエ(攻め)×リン・ザイ(受け)です。
※攻め受けは公式に明示されていないため、以下は関係性の描かれ方から読み取れる範囲の暫定的な分析です。
攻め:アー・リエ(A Lie)
特務工作員として冷徹に任務をこなすクーデレ気質のキャラクターで、寡黙かつ戦闘能力に長けた男前なタイプとして描かれています。
標的だったはずのリン・ザイに救われたことで態度が軟化していく、ギャップのある攻めです。
受け:リン・ザイ(Lin Zai)
家族を立て続けに失いながらも生き延びようとする健気な大学生で、免疫という特別な体質のせいで追われる年下寄りのポジションです。
冷徹だったアー・リエの態度を変えていく、静かな強さを持つ受けとして描かれています。
The Last Oath の俳優情報
アー・リエ役/チェン・ミンハオ(Chen Ming Hao)
特務工作員アー・リエを演じるチェン・ミンハオは、感情を表に出さないクールな役どころを、視線の演技で説得力を持たせています。
アクションシーンと、リン・ザイに対して少しずつ心を開いていく繊細な表情の切り替えが見どころです。
リン・ザイ役/チェン・リャン(Chen Liang)
主人公リン・ザイを演じるチェン・リャンは、家族を失った喪失感と、生き延びるための芯の強さを同時に表現しています。
追われる側の恐怖と、アー・リエへ向ける信頼が芽生えていく過程の演技のグラデーションが自然です。
The Last Oath のおすすめ度☆☆☆☆☆
おすすめ度:★★★★☆(全24話を見届けたうえでの評価です。ゾンビ物とBLの両方に目がない人へ!)
全24話は2026年10月24日に配信を終え、MyDramaListのスコアは8.3(4,268人)、Watchersは11,968人で着地しました。
配信前から付けていた★4は、完結後もそのまま据え置きます。
ただし星の数は同じでも、中身は配信前とほぼ入れ替わりました。
配信前は「ゾンビ黙示録×BL」という企画の新しさに星を付けていましたが、完走後の加点の中心はチェン・ミンハオとチェン・リャン、主演2人の芝居です。
減点のほうも、配信前に気にしていたAI生成より、終盤3分の1の失速と、駆け足の決着のほうが重くなりました。
それでも各話評価は最終話まで9点台を保っていて(最終第24話は9.0)、途中で離れずに観続けた人の満足度は高い作品です。
★5に届かなかったのは、その終盤の失速を「最後まで観れば報われる」と言い切れるほど、意見がそろっていないためです。
わたしの感想と考察
完結後に並んだレビューを読み比べて、いちばん意見がそろっていたのは主演2人の相性でした。
AI生成を理由に5.5点を付けたValkyrieHelden氏はレビューの題に「ケミストリーは最高」と入れていて、5.0点のEliot_Rulez氏も「演技と2人のケミストリーには文句のつけようがない」と書いています。
低い点数のレビューでさえ演技の項目には8〜9点が並んでいて、作品の評価が割れても、2人の芝居の評価だけは割れなかったというのが、この作品のいちばん分かりやすい結論です。
配信前にわたしが予告から感じた「狩る側と狩られる側の緊張感」は、この2人の芝居があったから最後まで持ったのだと思います。
はっきり割れたのは終盤です。
7.5点のTine氏は、物語の後半で舞台がひとつの拠点にとどまり、外に出なくなってから退屈になったと書き、8.5点のPinoy Ares氏も「途中からゾンビドラマが普通のドラマになった」と指摘しています。
決着の付け方にも不満が集まっていて、8.0点のVenezia氏は「24話分の決着が10分で片付く」、Pinoy Ares氏は「最終決戦は5分」と、そろって駆け足だったと書いていました。
一方で、リン・ザイがアー・リエと距離を置く終盤のすれ違いを、ファンの間では「離婚期」と呼ぶほどで、ここで視聴をやめた人も少なくなかったようです。
その人たちに向けて「第23・24話まで観れば報われる」と呼びかける10点のレビュー(Little_Bird氏)も上位に並んでいて、同じ終盤を「台無し」と受け取った人と「ご褒美」と受け取った人に、きれいに分かれました。
AI生成をめぐる賛否も、最後まで平行線でした。
おもしろいのは音楽で、uchiha氏やValkyrieHelden氏は「劇伴のほとんどがAI生成」と知って音楽の項目を1点にしている一方、Venezia氏は「オープニング曲はSpotifyのプレイリストに入れた」と10点を付けています。
音楽の項目に1点と10点が並ぶというのは、なかなか見ない割れ方です。
どの曲がAIなのかもレビューによって言い分が違っていて、オープニング曲を評価する声と、音楽全体を受け付けない声が最後まで交わりませんでした。
空撮や遠景の映像にもAIらしさが目立つという指摘は多く、ここが気になる人には最後まで引っかかる作品だと思います。
サブカップルのホー・ヤオとチャンファンも、評価が分かれたところです。
「もっと2人の話が見たかった」という8.5点のHungry_Hippo91氏に対して、Venezia氏は「むしろ引いてしまった」と正反対の感想を書いていました。
配信前にわたしは、タイトルの「誓い」を「もう誰も信じないと決めていた2人が、それでも一人だけは信じ直すと誓う物語」と読みました。
終盤でいったん崩れたのは、まさにこの「信じる」の部分です。
Tine氏が「少し前に裏切った相手の実験は受け入れるのに、恋人には隠す」とリン・ザイの選択にあきれていたように、信頼が揺らぐ展開そのものに苛立った人は多かったようです。
それでも最終話の結末そのものは「好きだった」という声が多く、誓いは駆け足ながら結び直された、というのがレビューから読み取れる着地です。
粗は多い。
それでも、ゾンビ黙示録という舞台で「誰を信じ直すか」を24話かけて描き切ったBLは、いまのところほかに見当たりません。
なお最終話はエンドロールのあとにも場面があるので、再生を止めずに最後まで観てください。
こんな人に特におすすめです!
- ゾンビ物・サバイバル要素が好きな方
- クーデレ×健気なカップリングに弱い方
- 王道の学園・職場ものとは違う異色設定のBLを探している方
- 海外の新しい企画に敏感でありたい方
The Last Oath まとめ
『The Last Oath』は、ゾンビ黙示録という前例の少ない設定に本気で挑んだ香港発のBLドラマで、アー・リエ×リン・ザイという狩る側/狩られる側から始まる関係性が見どころです。
2026年10月24日に全24話で完結し、MyDramaListは8.3で着地しました。
終盤の失速とAI生成には賛否が残りましたが、主演2人の芝居だけは、低評価のレビューも含めてほぼ全員が認めています。
配信はGagaOOLala(日本語字幕なし)が軸で、Vikiは日本から視聴できないことを実機で確認済みなので、フルシーズンを字幕付きで安定して楽しみたいならVPNを使った視聴環境の準備がおすすめです。
NordVPNを使って接続を整えたうえで、荒廃した世界を生き抜く二人の行方をぜひ見届けてください。

